2024/02/06

タンクバタリアン

 弱点まるだしでいいのか総司令部!

 この時代のシューティングゲームのほとんどが、が画面最下段を左右に動き回って画面上部から押し寄せてくる敵を撃つべし、という構成でした。でも、このゲームはパックマンよろしく画面を縦横無尽に動き回れるところと、画面下部中央に位置する「総司令部」の存在がこのゲームを非常に変わったものとしていました。自機のリザーブが残っていても総司令部が破壊されれば即ゲームオーバーというルールは当時としても非常にシビアだったのです。

 タンクバタリアンを最初に見かけたのは、行きつけの駄菓子屋(*1)でした。やはり第一印象は「難しそうだな」というもので、しばらく様子を見ていました。自機を操作しつつも、総司令部を守るために大忙しです。この総司令部の防護壁が薄いのがやっかいで、そういう場合は自機を盾代わりとしなければならないのです。さて、私も早速やってみたのですが思うようにはいきません(まあ、当時小学生でしたし)。画面のあちこちにいる敵戦車を撃破していると総司令部に一台敵戦車が迫っているではないですか! きびすを返して総司令部の方へ引き返します。あと一発でも弾が当たれば総司令部は破壊されてしまいます。私は総司令部の目と鼻の先にいる敵戦車に向かってボタンを叩きました。

 …ひょい。

なんと、敵戦車が方向転換して弾をよけてしまったのです(*2)。そして私の弾が総司令部を破壊しました。もちろんゲームオーバー。あっというまの出来事に私は呆然としてしまいました。

 タンクバタリアンは地味でしたが、後にファミコンの「バトルシティ」とか「タンクフォース」という形で何らかのフィーチャーを加えリメイクされました。それだけにいぶし銀の魅力を持っていると言っていいかもしれません。

*1: ちょうど切手集めが流行っていた頃もあって切手も取り扱っていました(駄菓子が先か、切手が先かは不明ですけど)。最近は見かけないタイプのお店ですね。

*2: 文字だけではうまく伝えられないと思います。よくわからない場合は連絡ください。

※タンクバタリアンはSwitchの「アーケードアーカイブス」に収録される予定です

0 件のコメント:

コメントを投稿