2023/10/19

原発

 バケツは要りません

 元祖「原発」は、本来MS-DOS版で、PC-9801専用のシューティングゲームです。1993年に刊行されていた「秀作フリーソフト100選 Part3」(アスキー)に収録されていました。全角のテキスト文字を使った見た目は地味なシューティングゲームなのですが、これがなかなかにハマってしまうのです。

 画面上に次々と現れる核燃料に、画面下部の自機を操作し中性子ビームを打ち込むと、核分裂が起こって3つの中性子と核廃棄物が出現します。その中性子が別の核燃料に当たれば同じく核分裂が起こって...という内容です。もちろん、落ちてきた中性子や核廃棄物に自機が当たれば即ゲームオーバーというストイックなゲームです。そんなに核分裂反応を起こして大丈夫かというと、ここは原発。スコアは「発電量」なのです! どんどん反応させて臨界してください。バケツでかき混ぜなくてもOK(おっとアブナい)。

 このゲームの魅力は、単純明快なことです。「死ぬな撃て、避けろ撃て」というシューティングゲーム第一の法則(そんなのあるのかな)に従っているし、自機がひとつしかないことも「人生リセットは効かないんだ」という教訓(考え過ぎかな)のようでもあるし、何よりスコアが「発電量」というところが人様の役に立っているような気がする(よく考えれば電気を使っているだけだ)ところも、息の長い支持を受ける理由なのでしょう。

 先日、またちき氏からの情報提供で、なんとWindows版があることが判りました。まだβ版ということで、若干動作スピードにばらつきがあるようですが、それなりに遊べます。いつかは原作と同じぐらいの「安全装置」がつくことを願ってます。

※「原発」はベクターで入手できます。Windows95/98/NTに対応。

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