いぶし銀の魅力
怪物の巣くう迷宮に挑む冒険者…という設定はオーソドックスではありますが、古典的なRPGでは共通の設定でもあります。とはいえ、何度も遊ぶ訳にはいきません(一度ひっかかった罠に、二度もひっかかる人はそういないでしょう?)。
「ローグ」は、あらゆる要素をランダムにすることでマンネリを回避しています。入るたびに構造の違う迷宮、宝物や怪物の配置も違えば、アイテムの名称まで変わってしまうのです。さらに、ゲーム難度もランダムです。ひどい時にはゲーム開始後1分もしないうちにゲームオーバーなんてことも。非情なまでのゲームバランスについ「もう一度!」と意地になって続けてしまうのです。
ゲーム画面は至って地味です。全部文字だけで表示され、美麗なグラフィックは一枚もありません。そう、迷宮の壁や廊下や床に階段、怪物やアイテムや自分自身でさえ「@」とか「$」というように1バイトキャラクタ文字なのです。その一文字ごとに怪物を想像し、アイテムを見つけ、冒険している気分に浸る…ことになるのです。
- ゲーム画面の例
-------------------
|.................| --------
|.*....B..........+######## |......|
|............@....| # |....%.|
-------+----------- ####+......|
# --------
|
コマンドも多彩です。「移動」「調べる」といった基本のコマンドはもちろん「装備」が武器、防具、指輪(マジックアイテム)ごとに分かれていて、「(薬を)飲む」「(食料を)食べる」というように身体のコンディション調整のコマンドもあります。攻撃のコマンドも、接近戦(移動コマンドと同じ)、「(矢を)射る」、「投げる」「(魔法の杖を)使う」などがあります。私はよく矢を「射る」のではなく「投げる」を使ったりします。時には鎧を「投げ」たり薬を「投げ」て攻撃することもできるのです。
オリジナル「Rogue」は UNIX 版で、MS-DOS 上でも遊びたいという要望から「Rogue-Clone」が作成されました。こうして普及していくにつれ、他の同様なゲームに大きく影響を与えました。Rogueの発展版といえる「NetHack」を始め、PCゲーム「Diablo」や「Elder Blaze」、家庭用ゲーム「トルネコの冒険」「風来のシレン」「チョコボの不思議なダンジョン」「ポポローグ」などもそうです。
Windowsでも遊べる「Rogue Clone II for Win32 Version」はこちら、
攻略ページはこちらです(ネタバレ注意!)。
Macintoshで遊べる「jRogue」はこちらです。
※こちらでBNN刊行の「ローグ ハンドブック」PDF版が公開されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿