パドルゲーム時代の終わり
実は、このゲームをゲームセンターで遊んだことはありません(もしかしたら沖縄には1台も設置されていなかった可能性があります)。でも、さいわい Playstation 用ソフト「NAMCO Musium Vol.2」に収録(*1)されています。興味のある方はプレイしてみて下さい。
さて、パドルゲームはシンプルな反面、単調になりやすいのが欠点です。また、指先の繊細な動きもすぐに反映されるため手先があんまり器用でないお子様ゲーマー(昔の私)には非常に難しくなってしまいました。また、昔のゲームは現在ほど親切設計ではありません。リザーブの増えるなどのプレイ延長ボーナスが1度しかない(エンドレスプレイは不可能な上に不可能)とか、継続プレイの設定なし(それほど深いゲームもありませんでしたけど)とか、非常に押し付けがましいインターフェースであったわけです。
ビデオゲーム黎明期のパドルゲームはあっさりと「スペースインベーダー」などのシューティングゲームなどに代わられていったのですが、ちゃっかりと家庭用ゲーム機になってしばらくは生き延びていました。シンプルなルールと「飽きるまで遊べる」という家庭用ゲームならではの割安感。これまでは一方的に「視る」だけでしかなかったテレビの新しい活用法。じわじわと家庭に「マイコン(*2)」が浸透しはじめていった、といってもいいかもしれません。
キューティーQはビデオゲーム黎明期の、パドルゲーム群のひとつとして終わりました。でも、ただひとつだけ特に記憶に留める価値があるとすれば、このゲームには「ウォークマン」というキャラクタがいたことです。SONY 社のそれとどちらが先に出現したか定かではありませんけれども、何らかの時代を感じさせつつ、第1次パドルゲーム時代の幕引きを務めたといってあげれば彼も浮かばれるのではないでしょうか。
*1: 「ボムビー」に切り替えちゃった人は、とりあえずボムビーを実行します。テストパターンが表示されている間にすかさず1プレイヤー側のコントローラーの○ボタンを7回、□ボタンを6回、×ボタンを5回入力すると「キューティーQ」に戻ります。
*2: なんだか今では古くさい言葉になってしまいましたが、当時は「アイティー」なんかよりずっと具体性があったのです。一時はパソコンを指す言葉(「マイコンピュータ」の略?)でもありました。
※Amazonにて注文することができるようです
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